2007年 06月 28日
ズッキーニ ウリ科カボチャ属ペポ種 |
Zucchetti(独)Zucchine (伊)Courgette(仏)
原産地はメキシコ。イタリア、南仏では頻繁に使われ、スイスでもどんな田舎のスーパーにも売られていますが、1970年代になって出回るようになった、ということで比較的新しい野菜です。成分の90%は水分で低カロリー。かぼちゃ同様、生活習慣病の予防やお肌、粘膜、目を健康に保つのに役に立つベータカロチンを豊富に含んでいます。油を使って調理すると、さらに味が引き出されておいしくなるだけでなく、ベータカロチンの吸収力もよくなるので、揚げたり、炒めたり、またナッツ類と合わせるとよいでしょう。選ぶときは濃い緑色で色つやがよく、小さめのものを。たまに苦いものにあたってしまうことがありますが、それは成長段階で水分が足りなかったもの。文字通り、煮ても焼いても苦味は消えることないので、気になる方は調理前にちょっと試して、ダメだったら思い切って使わない以外方法はありません。スイスでは育てやすく、家庭の庭でも簡単に栽培できます。お店にはあまり出ない黄色を育ててみてはいかがでしょう?
ズッキーニのフリッター
クレタ島の休暇中に海沿いのレストランで出会ったものを再現してみました。サクサクの衣に包まれてほんのり甘く、ついつい手が伸びてしまいます。ズッキーニをできるだけ薄くスライスするのが軽く仕上げるポイント。
1.ズッキーニは長さを半分にし、縦になるべく薄くスライスする。
2.ボールに衣を作る。
小麦粉:冷蔵庫で冷やした炭酸入りミネラル+全卵=1:1
塩小さじ1くらい足してさくっと混ぜ合わせる。
3.ズッキーニに小麦粉をはたいてから衣をくぐらせ、高温の油でさっ と揚げる。
夏野菜のマリネ
絶対はずせない夏の定番マリネ。夏野菜の代表なす、ピーマンとの相性はバツグン!素揚げすることで甘みがぐーんと引き出されます。ひと手間ついでにたくさん揚げて、一回はバルザミコ酢でイタリアンに、もう一回はだしとおかかで純和風の煮びたしに。
材料
ズッキーニ、ピーマン、なす、
(あれば)いんげん
植物油、にんにく、塩、こしょう
バルサミコ酢、イタリアンハーブミックス
1.野菜はすべて大きめの一口大に乱切り。
2.低温(150℃~160℃)に熱した油でかるく色づくまで揚げ、取り出して油をきっておく。
3.器に入れ、塩、こしょう、にんにくスライス、イタリアンハーブミックス(オレガノ、パセリでも)をふり、、最後にバルサミコ酢を回しかける。
4.全体を大きく混ぜ、冷蔵庫に30分以上入れて味をなじませる。
(多めに作って2,3日保存可)
ズッキーニとなすのスカペーチェ 絶対おすすめのもう一つの夏の定番!
薄切りにしたズッキーニ、なすを焼いて、塩、オリーブオイル、にんにく、ハーブをかけるだけ、OSNブログ我が家のレシピバックナンバー2005年8月号を参照ください。
ズッキーニと生ハムのパスタ
玉ねぎと一緒にズッキーニをじっくり炒め甘みを出します。シンプルがおいしい。
材料(4人分)
リングイーネ(Bavett、平たいパスタ) 400g
ズッキーニ 2、3本
玉ねぎ 1個
生ハム(またはBundnerfleisch) 適量
オリーブオイル
塩、こしょう
パセリ
バター 80g
パルメザンチーズ
1.薄切りにした玉ねぎとせん切りにした生ハムをオリーブオイルで炒める。
2.玉ねぎがしんなりしてきたら、薄い輪切りにしたズッキーニを加え、塩少々ふって、弱火でくたくたになるまでじっくり炒める。(焦がさないように注意)
3.同時に、別鍋でパスタをゆでる。
4.ズッキーニにパスタのゆで湯を、お玉一杯くらい加えて煮詰めてから、塩、こしょうして、パセリ、バターを加える。
5.ゆであがったパスタを入れ、パルメザンを加えて全体に絡めるように混ぜ合わせる。
ズッキーニと小エビのリゾット
見た目にもさわやかで味もあっさり目、夏向きのリゾット。
材料(4人分)
リゾット米 2カップ
玉ねぎ 1個
長ねぎ 10cmくらい
ズッキーニ 2,3本
小海老 200g
トマト 小1個
ブイヨンキューブ(野菜) 1個
オリーブオイル
塩、こしょう、タイム
作り方
1.小鍋にスープを作る。水1、5ℓを火にかけ、ブイヨンキューブを入れて溶かす。弱火にかけておく。
2.せん切り(または小さいさいころ切り)にしたズッキーニ、小海老をオリーブオイルで炒め、最後に輪切りの長ねぎを加えてひと炒めし、軽く塩、こしょうして器にとっておく。
3.鍋にみじん切りの玉ねぎ、オリーブオイルを入れて火にかけ、中火で玉ねぎが透き通るまで炒める。
4.米を加えて炒め、透き通ってきたら、火にかけてあるスープを米が隠れるくらいたっぶり目に注ぐ。
5.蓋はせず、時々なべ底から大きくかき混ぜながら中火で炊いていく。(混ぜすぎると粘りがでてしまう)途中水分がなくなってきたらスープをお玉2杯分くらい注ぐ。炊け具合を見ながら足すスープの量を調整、補充はだいたい3回くらい。
6.米にちょっと芯が残る程度になったら炒めておいたズッキーニ、海老、長ねぎとサイコロ状に切ったトマトを加え、塩、こしょうしてひと混ぜし、火を止める。
7.蓋をして約10~15分蒸らして仕上げる。
8.お皿に盛ったらタイムをふり、オリーブオイルを少したらす。
ズッキーニとひき肉の即席カレー
煮込まなくてもおいしいから食べたくなった時すぐ食べられる、我が家では普通のカレーより人気です。
材料
合いびき肉400g、玉ねぎ1個、にんにく2かけ、ズッキーニ3本、
植物油、カレー粉、塩、こしょう、ローリエの葉
市販のカレールー 小箱1個(5皿分)
トッピング:レーズン、アーモンド、コリアンダーなど
作り方
1.みじん切りの玉ねぎとにんにくを炒める。
2.ひき肉を入れ、色が変わるまでよく炒め、カレー粉を小さじ2杯くらい振りいれ全体に混ぜる。半月か角切りのズッキーニを加えてさらに炒める。
3.分量の水とローリエの葉を加えて、ズッキーニが柔らかくなるまで煮る。
4.いったん火からおろしてカレールーを入れ、ダマにならないように混ぜる。
5.再び火にかけしばらく煮る。
6.好みでレーズン、アーモンド、コリアンダーなどをのせる。
バスマッティライスやパーフュームライスは、ローリエの葉をのせて炊くと風味よくなります。または水の代わりにコーラで炊いた、ほんのり甘いご飯もカレーに合います。
原産地はメキシコ。イタリア、南仏では頻繁に使われ、スイスでもどんな田舎のスーパーにも売られていますが、1970年代になって出回るようになった、ということで比較的新しい野菜です。成分の90%は水分で低カロリー。かぼちゃ同様、生活習慣病の予防やお肌、粘膜、目を健康に保つのに役に立つベータカロチンを豊富に含んでいます。油を使って調理すると、さらに味が引き出されておいしくなるだけでなく、ベータカロチンの吸収力もよくなるので、揚げたり、炒めたり、またナッツ類と合わせるとよいでしょう。選ぶときは濃い緑色で色つやがよく、小さめのものを。たまに苦いものにあたってしまうことがありますが、それは成長段階で水分が足りなかったもの。文字通り、煮ても焼いても苦味は消えることないので、気になる方は調理前にちょっと試して、ダメだったら思い切って使わない以外方法はありません。スイスでは育てやすく、家庭の庭でも簡単に栽培できます。お店にはあまり出ない黄色を育ててみてはいかがでしょう?
ズッキーニのフリッター
クレタ島の休暇中に海沿いのレストランで出会ったものを再現してみました。サクサクの衣に包まれてほんのり甘く、ついつい手が伸びてしまいます。ズッキーニをできるだけ薄くスライスするのが軽く仕上げるポイント。
1.ズッキーニは長さを半分にし、縦になるべく薄くスライスする。
2.ボールに衣を作る。
小麦粉:冷蔵庫で冷やした炭酸入りミネラル+全卵=1:1
塩小さじ1くらい足してさくっと混ぜ合わせる。
3.ズッキーニに小麦粉をはたいてから衣をくぐらせ、高温の油でさっ と揚げる。
夏野菜のマリネ
絶対はずせない夏の定番マリネ。夏野菜の代表なす、ピーマンとの相性はバツグン!素揚げすることで甘みがぐーんと引き出されます。ひと手間ついでにたくさん揚げて、一回はバルザミコ酢でイタリアンに、もう一回はだしとおかかで純和風の煮びたしに。
材料
ズッキーニ、ピーマン、なす、
(あれば)いんげん
植物油、にんにく、塩、こしょう
バルサミコ酢、イタリアンハーブミックス
1.野菜はすべて大きめの一口大に乱切り。
2.低温(150℃~160℃)に熱した油でかるく色づくまで揚げ、取り出して油をきっておく。
3.器に入れ、塩、こしょう、にんにくスライス、イタリアンハーブミックス(オレガノ、パセリでも)をふり、、最後にバルサミコ酢を回しかける。
4.全体を大きく混ぜ、冷蔵庫に30分以上入れて味をなじませる。
(多めに作って2,3日保存可)
ズッキーニとなすのスカペーチェ 絶対おすすめのもう一つの夏の定番!
薄切りにしたズッキーニ、なすを焼いて、塩、オリーブオイル、にんにく、ハーブをかけるだけ、OSNブログ我が家のレシピバックナンバー2005年8月号を参照ください。
ズッキーニと生ハムのパスタ
玉ねぎと一緒にズッキーニをじっくり炒め甘みを出します。シンプルがおいしい。
材料(4人分)
リングイーネ(Bavett、平たいパスタ) 400g
ズッキーニ 2、3本
玉ねぎ 1個
生ハム(またはBundnerfleisch) 適量
オリーブオイル
塩、こしょう
パセリ
バター 80g
パルメザンチーズ
1.薄切りにした玉ねぎとせん切りにした生ハムをオリーブオイルで炒める。
2.玉ねぎがしんなりしてきたら、薄い輪切りにしたズッキーニを加え、塩少々ふって、弱火でくたくたになるまでじっくり炒める。(焦がさないように注意)
3.同時に、別鍋でパスタをゆでる。
4.ズッキーニにパスタのゆで湯を、お玉一杯くらい加えて煮詰めてから、塩、こしょうして、パセリ、バターを加える。
5.ゆであがったパスタを入れ、パルメザンを加えて全体に絡めるように混ぜ合わせる。
ズッキーニと小エビのリゾット
見た目にもさわやかで味もあっさり目、夏向きのリゾット。
材料(4人分)
リゾット米 2カップ
玉ねぎ 1個
長ねぎ 10cmくらい
ズッキーニ 2,3本
小海老 200g
トマト 小1個
ブイヨンキューブ(野菜) 1個
オリーブオイル
塩、こしょう、タイム
作り方
1.小鍋にスープを作る。水1、5ℓを火にかけ、ブイヨンキューブを入れて溶かす。弱火にかけておく。
2.せん切り(または小さいさいころ切り)にしたズッキーニ、小海老をオリーブオイルで炒め、最後に輪切りの長ねぎを加えてひと炒めし、軽く塩、こしょうして器にとっておく。
3.鍋にみじん切りの玉ねぎ、オリーブオイルを入れて火にかけ、中火で玉ねぎが透き通るまで炒める。
4.米を加えて炒め、透き通ってきたら、火にかけてあるスープを米が隠れるくらいたっぶり目に注ぐ。
5.蓋はせず、時々なべ底から大きくかき混ぜながら中火で炊いていく。(混ぜすぎると粘りがでてしまう)途中水分がなくなってきたらスープをお玉2杯分くらい注ぐ。炊け具合を見ながら足すスープの量を調整、補充はだいたい3回くらい。
6.米にちょっと芯が残る程度になったら炒めておいたズッキーニ、海老、長ねぎとサイコロ状に切ったトマトを加え、塩、こしょうしてひと混ぜし、火を止める。
7.蓋をして約10~15分蒸らして仕上げる。
8.お皿に盛ったらタイムをふり、オリーブオイルを少したらす。
ズッキーニとひき肉の即席カレー
煮込まなくてもおいしいから食べたくなった時すぐ食べられる、我が家では普通のカレーより人気です。
材料
合いびき肉400g、玉ねぎ1個、にんにく2かけ、ズッキーニ3本、
植物油、カレー粉、塩、こしょう、ローリエの葉
市販のカレールー 小箱1個(5皿分)
トッピング:レーズン、アーモンド、コリアンダーなど
作り方
1.みじん切りの玉ねぎとにんにくを炒める。
2.ひき肉を入れ、色が変わるまでよく炒め、カレー粉を小さじ2杯くらい振りいれ全体に混ぜる。半月か角切りのズッキーニを加えてさらに炒める。
3.分量の水とローリエの葉を加えて、ズッキーニが柔らかくなるまで煮る。
4.いったん火からおろしてカレールーを入れ、ダマにならないように混ぜる。
5.再び火にかけしばらく煮る。
6.好みでレーズン、アーモンド、コリアンダーなどをのせる。
バスマッティライスやパーフュームライスは、ローリエの葉をのせて炊くと風味よくなります。または水の代わりにコーラで炊いた、ほんのり甘いご飯もカレーに合います。
by os-net
| 2007-06-28 20:47
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