2006年 06月 27日
さやいんげん さんどまめ haricot vert(仏) fagioli(伊) |
中南米原産、おなじみのルート、コロンブスによってヨーロッパへ渡り、日本へは江戸時代に隠元禅師が中国からもたらしたとされ、それが名前の由来になっていますが、正式和名はサツキササゲ。世界中には1000種以上のいんげんがあるそうですが、スイス、日本ともに主に売られているのはどじょういんげんタイプ。さやが丸くちょっと太め、やわらやく豆特有の風味あり。対して、時たま見かける細く短めのものはゆでても歯ごたえが残ります。いんげんは、ビタミン、ミネラル、食物繊維など体調を整え疲労回復に役立つ栄養素をバランスよく豊富に含んだ緑黄色野菜です。旬の今、彩り野菜としてだけではなくメインにしてたっぷりいただきましょう。選ぶときには濃い鮮やかな緑色ではりのあるものを。色が薄くなったもの、さやに黒いしみのあるも、中の豆の部分が膨らんでいるものは古く味が落ちています。調理の際はなるべく少ない湯でゆで、さっと冷水につけて冷ますと色よく仕上がります。
さやいんげんのおかか煮
ささっともう一品、ご飯にも麺類の副菜にも良く合う、間違いなしの日本の味。
いんげん 100g
しょうゆ、みりん 各大さじ1
砂糖 少々
1.いんげんはそうじして適当な大きさに切る。
2.フライパンにごま油を熱し、いんげんを炒める。
3.全体に油がまわったら調味料を入れ、水少々も加えて炒め煮にする。
4.仕上げ直前にかつお節を混ぜる。
5.器に盛って、さらに飾りにかつお節を
ふる。
さやいんげんと人参、ツナの和え物
相性の良いいんげんとツナをごま油の風味で。味のアクセントになるたまねぎ、生が苦手の方は、ひと手間かかりますが内側の膜を取り除いてから極せん切り、よく塩もみしたあと水にさらして。食べやすくなります。
材料
さやいんげん 200g
人参 200g
玉ねぎ 小1個
ツナ缶 小1個
ドレッシング
しょうゆ 大さじ1
ごま油 大さじ1
サラダ油 大さじ1
酢 大さじ2
こしょう
1.人参はせん切り、塩をふって30分置く。
2.いんげんをゆで、冷水にとって冷ましたあと斜めせん切り。
3.人参の水気がでてしんなりしたら玉ねぎのせん切りを加え水を絞る。
4.いんげん、ツナを缶汁ごと加え、ドレッシングで合える。
いんげんとじゃがいものサラダ
我が家ではグリルのつけあわせにたびたび登場します。粒マスタードでちょっとお洒落。
材料(4~5人分)
新じゃが 半パック
いんげん 200g
ドレッシング
オリーブオイル
レモン汁
白ワインビネガー(マイルドなもの)
粒マスタード 大さじ1
塩、こしょう
1.じゃがいもは一口大に切り、ボールに入れてオリーブオイルをかけ、全体にいきわたるようによく混ぜる。(大きいじゃがいもを使う場合は、なるべく皮の面積が広くなるように切る)
2.200℃に暖めておいたオーブンで約20分、中はやわらかく、表面はほんのり焼き色がつく程度まで焼く。
3.いんげんは塩少々加えた湯でゆがき、冷水にとって冷ました後、適当な長さに切る。
4.焼きあがったじゃがいもといんげんをあわせ祖熱をとる。
5.別の容器でドレッシングを作り野菜に絡ませる。
いんげんと春雨の炒め物
材料(4~5人分)
春雨 40g
いんげん 300g
豚ひき肉 150g
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1強
長ねぎ
しょうが ひとかけ
にんにく ひとかけ
しょう油、酒、水溶き片栗粉
1.春雨は熱湯で戻し、汁気をきって短めに切っておく。
2.いんげんは半分の長さに切りそろえ、固めにゆでておく。
3.フライパンに油を熱し、弱めの火でみじん切りの長ねぎ、しょうが、にんにくを香りがでるまで炒める。
4.火を強くしてひき肉を炒め、肉の色が変わり水分が十分に飛んだらしょうゆ、砂糖を加える。
5.ゆでておいた春雨、いんげんを加えて混ぜ、酒、しょうゆ各大さじ1強、中華の素少々を入れすばやく仕上げる。焦げ付きそうだったら水を補う。
6.最後に水溶き片栗粉を回しいれる。
ジャンルーカのいんげん
師匠ジャンルーカ直伝レシピはたくさんあれど、我が家でずばりその名のまま呼ばれている数少ない一品。肉やお魚料理の付け合せを、お決まりのバターソテーではなく時にはイタリアン仕立てでいかが?オリーブオイル、にんにく、ペペロンチーノ、塩、基本の基本、定番の味、他の野菜にも応用できます。
1.いんげんを固めにゆでる。湯で汁はあとで使うので捨てずにとっておく。
2.別の鍋にたっぷり目のオリーブオイル、潰したにんにく、ペペロンチーノを入れておく。
3.ゆでたいんげんを加えてから火にかける。(そうすると油が飛ばないので)
4.全体に油がまわったらいんげんのゆで汁をひたひたになるくらいに注ぎ、ふたをして蒸し煮にする。
5.途中水分が足りないようなら
補いながらやわらかくなるまで煮る。
6.最後に塩、こしょうで調味する。
by os-net
| 2006-06-27 06:33
| 我が家のレシピ