2017年 04月 15日
パッションコンサートへの思い |
2017年のパシオンコンサートのテーマはバッハです。
今年はヴァイオリンのマルティンがサバティカルで海外に出ているため、弦楽トリオ作品を取り上げることになり、この機会を生かし、長年弾きたいと思っていたグレングールドの録音で有名なゴールドベルクバリエーションをプログラムに組みことになりました。
《グールドに捧ぐ》と題し、Dmitry Sitkovetsky氏が編曲したものが初演されたのは今から30年以上も前のことですが、その共演者はMischa Maisky氏、そして我が恩師Gérard Caussé氏 でした。
Dmitry Sitkovetsky氏の友人、アンサンブルの仲間として信頼されている私の義姉妹でもある藤田容子さんも、同じ氏の編曲による弦楽合奏バージョンCDにも参加していて、私にとっては長年の憧れの曲でもあり、今気持ちを引き締めてこの天にも昇る美しい作品に取り組んでおります。
ソプラノとアルトのソロアリアは 父大バッハとその息子カールフィリップエマヌエルによる ヨハネ・マタイ・マルコ・ルカの受難曲から選んでおり、これらを同時に聴くことができる機会としても興味深く思っていただけるのではないかと思います。
教会の場所が以前と違っているところもありますので どうぞご案内の教会名をご確認の上お越しくださいませ。
皆様にお目にかかれますことを励みに楽しみにしております。
神谷タンナー未夏
by os-net
| 2017-04-15 03:52